| 「ベイエリア・ママ」 July 06, 2004 |
在外投票所の光景
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改名しました Sabrina Hiroko Okada
日本では瀧川宏子。 マンハッタンの会社で働いたあと、 ベイエリアへお引っ越し。 新しい仕事とともに旧姓復活。 それはそれで、たいへんっす。 |
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牛嶋直美の亜細亜くいだおれ
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日本国内の7月11日の参議院選挙に先立ち、総領事館で投票ができると郵便でお知らせが来ていたので、仕事の合間に行ってきた。
せっかくの一票、海外にいても無駄にしないためにできたこのありがたい制度、利用しない手はない。在外選挙人証なるきれいな証明カードは箪笥の奥深くに大事にしまってあった。それをひっぱりだしてきて、パスポートと一緒に通勤鞄の中に入れたまま、自宅と会社と何回か往復したあと、やっと今日の本番をむかえた。サンフランシスコでは、6月26日から7月4日までの土日を含んだ期間、総領事館で投票ができる。
サンフランシスコ日本国総領事館には何度か行ったことがある。大きなビルの中にあるの。一階の入り口で身分証明書を見せ、名前とビルの中のだれを訪ねて行くか記入したシールを発行してもらわなければどこの階に行くこともできない。ふと見ると、「在外公館投票」なんとかと書いた腕章の女性が一人、ビルの入り口のホールに待機している。ありがたい?お迎え付きだ。
投票所まで連れて行ってくださる、という。ということは、よほど投票に来る人が少ないのだと推測される。私を投票所に連れていってくれる間、一階のロビーには案内の人がいなくなるわけだから。「金曜日の今日は、何人くらい投票に来られましたか」と尋ねると、答えは「十人くらいでしょうか」ということだった。私が行ったのはもう午後の二時過ぎ。それで十人、ということは、、、、あまり投票に来る人がいないのは、まちがいないようだ。
投票所に案内され、またまたびっくり。入り口で空港にあるような金属探知器をくぐり、バッグの中を検査。さすがに靴までは脱がなくてよかったが、その、金属探知器の先に見えた光景がすごかった。
広い投票所に机が並んでいる。その後ろに上品そうなおばさまたちが全部で6名か7名すわっている。全員の目が私の一挙一動を見ている。そう、私しか投票に来ている人がいないわけだから。えー、そんなにみんなで見ないでください、と言いたくなるくらい、居心地の悪い投票所だった。投票用紙に記入するブースは何個かあるのだが、きっと一度に一人しか来ないのであろう、椅子が置いてあったのはたった一つのブースのみ。
まず、投票用紙を受け取るために、用紙と封筒に必要事項を書き込む。そうだ、私は今日は瀧川宏子なんだった。久しぶりに漢字をたくさん書く。私の投票用紙は、海外在住する直前の住所の選挙管理委員会に届けられるらしい。
政党の名前やそれぞれの政党の候補者の名前は、インターネットからダウンロードして、すでに勉強済み。同じものが投票所にもあった。投票用紙は日本での投票所では二つ折りにして箱にいれるはずだったが(特殊な紙でできていて折っても箱の中で開くようになっていたものだと思う)、ここでは、折らずにそのまま小さな封筒にいれ、それをまたまた別の封筒にいれ、「不正なし、正しい方法で投票されました」という意味の責任者にサインをもらい、投票は完了した。
それにしても、こんなにたくさんの人員は必要なんだろうか、と首をかしげたくなった。 ざっと計算すると、全員がアルバイトで1時間15ドルとしても、$15
×1日8時間 ×10日
×7人=$8,400。期間中に1日約10人の人が投票したとしたら、投票者一人あたりの人件費だけで$84なんていう計算になる。
実は在外選挙人証をもっている人は、私がやったように在外公館投票してもいいし、郵送による投票もできる。(もちろん、日本に一時帰国しているような場合には、日本でも投票できる)。こんなに投票に来る人が少なくて、9日間もこれだけの大勢の人を待機させておかなければならないのなら、もう郵送だけにしてもいいのではないかとも思った。
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