TAKAO-SP(たかお・サンパウロ)は、極めて私的な立場で作ったホームページです。
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ニッケイ新聞 2001年 7月18日(水) ■劇団「新波」が慰問公演 ―サントス厚生ホームへ― 「居酒屋」作兵衛大忙し上演
劇団新波(山口小春代表)は八日、サントス厚生ホームで慰問公演を行い、喜劇「居酒屋作兵衛大忙し」上演始め、団員による歌や舞踊、おしゃべりなどの演目を見せた。入居者の平均年齢は八十一・七歳と高くなっているが、多くの人が階下に降りてきて午後の一時を楽しんだ。せっかく芝居を上演するのだからとボランティアグループなでしこ会の人たちも観劇に訪れて共に楽しんだ。 劇団新波の団員及び手伝いの人々十人は三台の自動車に分乗して、サンパウロ市とピラシカーバ市からサントス市へ向かった。サントス厚生ホームに到着すると、さっそく舞台作り。歌舞伎色の幕を張り、音響設備と大道具を設置する。役者はホームの図書室を借りて、衣装を付けて舞台化粧をした。着物を着て帯を結ぶ時は二人がかりとなる。 正午になるとホームの講堂には入居者が続々と集まってきた。公演では団員の井上久弘、大和さくら、高橋静男、佐々木則一さんが歌や舞踊を披露した。のぶひさこさんは「みんなで歌いましょう」と呼びかけて、「大黒様」「大楠公」「酋長の娘」などを入居者の人たちと一緒に歌った。手拍子を打ち、両手を上に上げて、三拍子で手を打つ。「アー」と声を出しながら息を吐いたりと、運動不足になりがちな入居者に配慮して、少しでも体を動かすように工夫した。
役者が着替えて準備をしている間に、舞台監督の池田信雄さん(八五)が観客相手におしゃべりをした。役者経験のある池田さんはシネマ屋、池田歌舞伎、京藤間流で活躍し、最近は病気がちながらも慰問活動に熱心である。「世間を渡るには人の話をいい方向に聞いた方がいい」と話すと、大きく頷く人がいた。観客の中には居眠りをしていた人もいたが、目が覚めて「もう時間?」と聞くと、池田さんが「ちゃんと聞いてなさい!」とたしなめて観客の笑いを誘った。 休憩をはさむと拍子木が打ち鳴らされて、いよいよ芝居「居酒屋作兵衛大忙し」の開演となった。居酒屋作兵衛には侍や女形など、変わった客が集まってくる。元こそ泥の女中お君はおっちょこちょいで、昔の癖がなかなか抜けず、客の懐からちゃっかり財布をくすねる。そこに現われた冬太郎は、一両もの大金を手に居酒屋に入る。さて冬太郎の正体は…。 役者同士の掛け合いあり、剣の立ち回りあり、「ここの客はよく忘れ物をする。みょうがばかり食わせるから」という台詞に観客は大笑い。みょうがを食べると物忘れするという言い伝えを入れるところなど、脚本を書いた山口小春さんのセンスが光る。藤沢周平や山本周五郎の作品を好む山口さんは、貧しくても必死に生きている人に共感を覚え、心温まる脚本を書くよう心がける。 |
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ニッケイ新聞 2002年6月18日(火) |
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■移民祭記念 コロニア芸能祭 −50団体、400人参加−
ブラジル日本文化協会(岩崎秀雄会長)主催の第38回コロニア芸能祭が22、23日午前10時から、文協ビルで行われる。 今年は2日間で50団体、400人が出演する。コロニア知名人による歌謡ショー、師匠、名取による日本舞踊ゴールデン・ショー、民謡、カラオケ、生バンドなどが披露される。 サンパウロ総領事館、商工会議所、国際交流基金、JAL、ヤクルト、文協、援協、県連からも代表者が出演し、ショーを盛り上げる。 案内に来社した中野恵市文協業務第二課主任と宮城滋文協芸能委員会委員長は、「コロニアあげての芸能祭。大いに盛り上げるように努力するので、皆に来場してほしい」と呼びかけた。 |